世の中には数多くの次亜塩素酸水と謳ったの商品があります。その中で「どれを選んだらいいの?」と多くの方が悩んでいます。いろいろな疑問にひとつずつお応えしていきます。

 

次亜塩素酸水の種類

 次亜塩素酸水は大きく分けて2種類に分類されます。一般的に知られているのは食塩水などを電気分解して生成する「電解水」です。もう1つは、電解せず主に次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸などの薬液を希釈混合し生成する方法で、CELAセラはこちらの「希釈混合タイプ」になります。電解水も希釈混合タイプも、その効果・効能に変わりはありませんが、大きな違いは効果効能が失われるまでの分解速度です。電解水は分解速度がとても速いため保存には向きません。使う分をその都度作ってその場で使いきってしまう必要があります。

電解水との生成方法の違い

 電解水と希釈混合式のCELAセラは同じように次亜塩素酸水と呼ばれますが生成方法が異なります。この生成方法の違いによるCELAセラの特徴は、

 

■電解水と比べて、pHが安定している
CELAセラは、pH6.5±0.05に安定させた弱酸性水です。pHの安定は、その効力の安定であり体内殺菌メカニズムと同じ次亜塩素酸イオンであるということから、生体に最も安全で有効な殺菌アイテムであると思われます。

 

■長期保存が可能
保存性を実証するため、CELAセラでは第三者機関による長期保存試験(6カ月)をおこない、有効塩素濃度が著しく低下しないことを実証しています。ちなみに電解水は500倍の速度で有効成分が分解してしまいます。

 

■金属の腐食(サビなど)は水と同程度
酸性水・電解水・混合水に比べてサビの発生がほとんどありません。

食品添加物としての次亜塩素酸水

 厚生労働省により食品添加物として認められている次亜塩素酸水は、原材料と製造方法が指定されています。

 

食品添加物としての次亜塩素水は、
「強酸性次亜塩素酸水」「弱酸性次亜塩素酸水」「微酸性次亜塩素酸水」の3つに分類されており、それぞれpHと有効塩素濃度が指定されています。

 

強酸性次亜塩素酸水…pH2.7以下、有効塩素20〜60[ppm]
弱酸性次亜塩素酸水…pH 2.7〜5.0 有効塩素10〜60[ppm]
微酸性次亜塩素酸水…pH 5.0〜6.5、有効塩素10〜30[ppm]

 

原材料は、強酸性次亜塩素酸水と弱酸性次亜塩素酸水については塩(塩化ナトリウム)と水のみ、微酸性次亜塩素酸水は塩酸及び塩(塩化ナトリウム)と水のみと指定されており、製造方法はいずれも電気分解だけが認められています。

 

次亜塩素酸水を製造するもうひとつの方法である、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸の混合では、食品添加物として認められないということになります。

 

次亜塩素酸ナトリウム(食品添加物)+希塩酸(食品添加物)=次亜塩素酸水にて、製造された次亜塩素酸水は厚生労働省から食品添加物としては認められません。

 

ただ食品添加物ではないですが、日本食品分析センターなどの検査機関により効果と安全性が立証されています。この検査結果が最も信用できる基準となります。

有効塩素濃度ppm(ピーピーエム)とは

次亜塩素酸水や次亜塩素酸ナトリウムだけではなく、液体に含まれる微量な濃度を表す際に使われるppmは、グラム(g)やリットル(?)という単位ではなく、「100万分の1」という割合を表すので、%に近い使い方になります。
100万ppm=100%ということなので、液体でppmを用いる場合は、1ppm=0.0001%と考えると少しわかりやすいかもしれません。

 

CELAセラの有効塩素濃度は50ppmです。
市販されている次亜塩素酸水の中には濃度が高いもので200〜1000ppmのものがあります。
このような高濃度は人体には危険なため、よほど用途を制限して使用するか、希釈して使用することになります。
一般的に、人やペットなど生き物に対しては80ppmまでが安全の限度とされています。

 

また高濃度の方が成分が安定せず分離する確率が高く、輸送時などの衝撃による分裂が起こります。
このため濃度の高い次亜塩素酸水は成分の安定性が低く、劣化が早いとされています。

 

 

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